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歴史

当山 正泉寺は、鎌倉時代に真言宗寺院として創建され、江戸時代に真宗寺院となりました。
大阪河内国の南東部、二上山の西麓に位置し、境内後ろには鶯の陵と枕草子に歌われた孝德天皇陵を控えた自然豊かなお寺です。お寺の門前には、聖徳太子の時代に作られた、日本最古の官道、竹内街道が通っています。街道が設けられた当時は、遣隋使などが通っていた道が、今では二上山への登山の人たちが行き交うハイキングの道となっています。竹内街道は日本遺産に指定されました。

当寺は、鎌倉時代に真言宗寺院として創建され、江戸時代に入り、楠木氏の末裔正成が出家得度し当寺に入寺したことから、真宗の寺院に改宗されました。

享保15年(西暦1730年)にこの地域(大道地区)で下手から大火災があり、当寺本堂も火災を受け灰燼に帰しました。8年後の西暦1738年に再建されています。

再建はしたものの、寺を支えるご門徒の家の大部分が火災にあっていた為、本堂もしっかりとした形では造ることができませんでした。時代は下り平成5年(西暦1993年)に改めて本堂再建、平成13年(西暦2001年)に山門の再建をし、現在に至ります。この両堂の再建功労碑は大道西村家に建立されています。

本尊

阿弥陀如来 
恵心僧都源信作

当山開基 正成 法名釈正泉の守り本尊